生命保険から借りる。保険解約なしで一時的にお金を借りる方法

投稿日:2016年10月28日 更新日:

生命保険から借りる

意外と知られていないのですが、積立型の生命保険に加入しているとその生命保険を利用してお金を借りることができます。

借りられるお金に上限はありますが、金融機関のように審査もありませんので、確実に借りることが可能です。

この契約者貸付制度と呼ばれる制度の基礎知識と、利用方法を説明します。

生命保険に加入している人がお金に困ったときは、ぜひ活用してみましょう。

 

契約者貸付制度ってどんな制度?

契約者貸付制度って?

積立型の生命保険に加入していると、満期でなくても解約払戻金を受け取ることができます。

このため、緊急でお金が必要になった人が、生命保険を解約して現金を手にするということがよくあります。

でも、保険会社にしてみれば、できるだけ解約はしてほしくないものですよね。

そのため、保険会社は解約払戻金の70〜90%を上限として、解約せずにお金を貸すという制度を導入しています。

 

契約者貸付は契約者にも保険会社にもありがたい制度

契約者もできることなら保険の解約はしたくないわけですから、契約者貸付制度はありがたい制度です。

保険会社にしてみれば、契約者のために積み立てているお金の一部に利子を付けて貸し出すだけですから、リスクもなく利益にもなります。

返済されなければ解約払戻金から差し引いてしまえばいいわけですし、契約者の数も減らさずに済みます。

お金が必要だから保険を解約すると保険の担当者に相談すると、多くの場合、契約者貸付制度の利用を勧められることになります。

契約者にとっても保険会社にとってもWin-Winの関係にある制度ですので、積極的に利用していきたいですよね。

それではこの契約者貸付制度についてもう少し詳しく見ていくことにしましょう。

 

契約者貸付制度の貸付限度額と貸付利率

貸付限度額

契約者貸付制度で借りられるお金は、解約払戻金が現時点でいくらになっているかが重要になります。

基本的な考え方としては、自分が積み立てている以上のお金は借りることができません。

貸付限度額は、多くの保険会社で解約払戻金の70〜90%が目安になっています。

これは保険会社によって違いますので、自分の契約している保険会社の担当者に問い合わせてください。

解約払戻金も保険の加入期間によって変わりますので、こちらも保険会社の担当者に問い合わせてする必要があります。

 

保険会社によって様々な点が異なるので、要確認が必要な制度

貸付利率も保険会社によって違います。

多くの場合、生命保険の予定利率に1〜2%プラスした金利を適用しています。

予定利率は、保険の積立金の運用利回りになります。

多くの保険会社の予定利率が1%になりますので、貸付利率は3%前後になっています。

金融機関の金利に比べてかなり低金利ですよね。

解約払戻金が十分にある場合は、金融機関からの借り入れではなく、契約者貸付制度の利用がおすすめです。

 

契約者貸付制度の申込から利用の流れ

書類提出

契約者貸付制度を利用するためには、専用の書類と必要書類を提出するだけです。

  1. 保険会社に契約者貸付制度利用の連絡(本人のみ)
  2. 保険会社から送られてきた書類に記入
  3. 記入した書類を返送
  4. 貸付金振込

申請から振込までは3日〜1週間が一般的です。

余裕を見てお金を借りられるまで1週間だと考えておきましょう。

銀行口座に振り込まれる場合と、専用のカードを利用してATMから借りる場合があります。

借りる方法は事前に担当者に確認しておきましょう。

保険会社によっては書類の記入なしで、保険会社に電話するだけで貸付をしてくれることもあります。

他にもインターネット申請も可能な保険会社もあります。

まずは保険会社のホームページで、どのような申請方法があるのかをチェックしてください。

 

契約者貸付制度の返済方法

返済方法

契約者貸付制度には、基本的に返済期限がありません。

これも契約者貸付制度を利用するメリットの1つですが、決して返済しなくてもいいというわけではありません。

返済方法は大きく分けて下記の3種類になります。

  • 全額返済
  • 一部返済
  • 利息返済

借りたお金をすぐに返すことができる場合はもちろん全額返済しましょう。

返済時には借りたお金に利息を加えて返済することになります。

すぐに返せない場合は一部返済を利用して、少しずつでも返していくようにしましょう。

借入残高が少ないほうが利息は小さくなります。

また返済期限はないものの、利息だけは1年経過するたびに払うことになります。

借りたお金を1年以内に返済できなかった場合は、残高から利息だけを返済することになります。

返済の手続きは保険会社によって変わってきますが、一般的には下記の方法で返済ができます。

  • インターネットバンキングでの返済
  • ATMからの返済
  • 窓口での返済
  • 専用の振込用紙での返済

インターネットバンキングやATMを使えると楽に返済できます。

専用の振込用紙の場合は少し手間がかかってしまうため、返済が遅れてしまいがちですので注意してください。

 

契約者貸付制度利用上の注意点

注意点

審査もなくお金を借りることができる契約者貸付制度ですが、利用をする前に知っておきたい注意点があります。

「知らなかった」で損することもありますので、注意点をしっかり把握して利用するようにしてください。

  • 契約期間内に返済できなかった場合は、返済額が差し引かれる
  • 返済額が膨れ上がると、保険が失効する可能性がある

 

契約期間内に返済できなかった場合は、返済額が差し引かれる

契約者貸付制度は返済期限がありません。

しかし、保険の契約期間内までしか利用することができません。

このため契約満期でまだ返済できない場合は、満期金から返済残高が差し引かれることになります。

自分の想定していた満期金を手にすることができなくなるわけですから、老後の生活に影響を与えます。

本来200万円を手にするつもりだったのに、契約者貸付制度の借入残高が50万円あると、単純に150万円になってしまいます。

 

返済額が膨れ上がると保険が失効する可能性がある

契約者貸付制度では、金利も含めて保険の解約払戻金までしかお金を借りることができません。

仮に解約払戻金が100万円だったとして、そのうち90万を借りたまま、利息も含めてずっと返済を行わないと、数年後には返済残高が解約払戻金を超えてしまうことがあります。

返済総額が解約払戻金を超えてしまうと、保険が失効してしまいます。

利息が雪だるま式に増えていかないように、保険会社によっては1年に1度利息返済を義務付けているケースもあります。

しかしすべての保険会社で利息返済が義務付けられているわけではありませんので注意してください。

 

まとめ 便利だがデメリットを保険会社の担当から説明を聞く

生命保険を利用してお金を借りるときは、審査もなくブラックリスト入りしていてもお金を借りることができます。

とても便利なのですが、使い方を間違えると保険を失効させたり、想定していた満期金を受け取れなかったりすることもあります。

返済期限がないことはメリットでありながら、デメリットにもなる、ということですね。

契約者貸付制度を利用する場合は、しっかりと返済計画を立てた上で利用してください

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