外国人・外国籍でもお金を借りる。永住権のない外国人はどうすればいい?

投稿日:2016年10月4日 更新日:

困った外国人

海外からの留学生や、仕事や研修で日本に来て働いている人たち。

母国との物価の違いから、生活費に困ることも少なくありません。

 

永住権がある場合は、比較的簡単にお金を借りることが可能です。

では、永住権のない外国人がお金を借りたいときどうすればいいのでしょう。

ここでは外国人や外国籍の人がお金を借りるための基礎知識と、その方法について紹介します。

 

外国人が日本でお金を借りるための基本条件

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まずは外国人が日本の金融機関からお金を借りるための、基本的な条件について紹介します。

  1. 在留カードまたは特別永住者証明書の提出
  2. 安定収入の有無
  3. 日本語の読み書きを問題なくできるかどうか
  4. 在留期間が十分に残っていること

 

在留カードまたは特別永住者証明書の提出

在留カード

外国人がお金を借りようとするときに提出を求められる書類があります。

それが在留カード、もしくは特別永住者証明書になります。

対象 備考 上限
在留カード 日本国内に中長期在留する人 90日以上の在留が対象 7年
特別永住者証明書 在日韓国人
在日朝鮮人
在日台湾人
第二次世界大戦以前から
日本に在留している方が対象
6年

いずれも国が認めた外国人であることを証明するための書類で、日本でお金を借りるための条件のひとつになります。

もしくは、以下のいずれかの本人確認書類が必要になります。

  • 運転免許証
  • 健康保険証
  • パスポート(上限10年)

 

安定収入の有無

これは外国人に限ったことではありませんが、安定した収入があることが、お金を借りるための条件になります。

金融機関は慈善事業をしているわけではないので、返済可能と判断した人にしか貸すことはありません。

金融機関は、お金を貸す相手に安定した収入があることを確認するのです。

定職に就いていれば、外国人であってもお金を返すことは難しくないと判断し、融資してくれます。

働き始めて2〜3ヶ月のような短い期間しかまだ働いていない方は、仕事を続けられるという保証がなく、融資は難しくなります。

もちろんこれは日本人でも同様です。

収入額の多さよりも、金額が少なくても1年間安定して毎月収入がある人のほうが、返済能力が優れているという判断をされます。

そのため、ある程度の長い期間日本で働いていること、それも同じ会社で働いていることが重要視されます。

 

日本語の読み書きを問題なくできるかどうか

お金を借りるということは契約をするということです。

日本人でも契約書を隅から隅まで読んでいる人は少ないかもしれません。

しかし、実際はきちんと目を通していることを前提に契約を結んでいます。

日本語の読み書き、少なくとも正しく読む能力がなければ契約内容を把握することもできません。

そうした外国人にお金を貸しても、後々のトラブルに繋がる可能性が高くなります。

そのため、金融機関は日本語の読み書きができることを、お金を貸すためのひとつの条件にしています。

 

在留期間が十分に残っていること

日本への滞在があと数日しかない。

そんな外国人に対してお金を貸してくれる金融機関はありません。

どれくらい在留期間が残っているかは各金融機関によって判断が変わってきます。

回収できないまま帰国されないためにも、在留期間が短い人にはお金を貸さない方針にしている金融機関がほとんどです。

 

永住権がない外国人がお金を借りる方法

借りれる?

上記だけ見ると、永住権のない方でもお金を借りることは難しくなさそうですよね。

しかし、実際は永住権のない外国人がお金を借りようと思うと、思った以上にハードルが高くなります。

  • 銀行系カードローンは審査が厳しい…
  • 消費者金融であれば審査を受けられるかも

 

基本的に銀行カードローンは審査が厳しい

まず銀行系のカードローンはほとんど審査に通りません。

審査に通らないどころか、そもそも永住権がない人は申し込みを受け付けてももらえません。

日本人でも銀行系のカードローンの審査は厳しいのですが、これは外国人に対しても変わりません。

永住権がなく、在留カードのみでお金を借りるためには消費者金融系のカードローンに頼る必要があります。

 

消費者金融なら借りられる可能性あり

消費者金融であれば、上記の在留カードまたは特別永住者証明書の提出だけが求められます。

このため、永住権がなくても申請することができます。

銀行系のカードローンは申請すらできないことを考えると、消費者金融系であればまずは土俵に上がることはできるのです。

 

では永住権がなくても必ず審査に通るかとなると、「絶対に大丈夫」という保証はどこにもありません。

消費者金融がお金を貸すための審査をするときに、永住権がないことはマイナス評価になります。

しかし、その他の項目が優良であるなら貸してもらえることもあります。

ですので、消費者金融であれば永住権がなくても審査に通る可能性はあるという、とても曖昧な状態です。

このため在留カードでお金を借りる場合は、以下の項目が要チェックポイントです。

  • 複数年同じ会社で働いていること
  • 収入がそれなりに高いこと
  • 在留期間の残り期間も十分に残っていること

それでも審査も受けられない銀行系のカードローンよりは借りることができる可能性があるだけいいですよね。

 

各社公式ページの外国籍の方への記載内容

外国籍の方について記載のないところもありますが、ほとんどのところが下記のように記載されていました。

会社名 記載内容
プロミス 外国籍の方は、「在留カード」または「特別永住者証明書」をあわせてご用意ください。
アコム 外国籍のお客さまは、「在留カード」または「特別永住者証明書」
(法令により、有効とみなされる期間内は「外国人登録証明書」を含む)をあわせてご用意ください。
アイフル (外国籍の方)在留カード・特別永住者証明書
SMBCモビット 記載なし
三菱UFJ銀行 外国人のお客さまは永住許可を受けている方が対象となります。
みずほ銀行 外国人のお客さまは永住許可を受けている方が対象となります。

プロミス・アコム・アイフルで外国籍の人は「在留カード」または「特別永住者証明書」を追加書類で提出すれば審査してくれるようですね。

しかし留学生の場合、「資格外活動許可」を得ずにアルバイトをしていると安定した収入とみなされません。

資格申請手続きを忘れないようにしておいてください。

 

どこからも借りられないなら生活福祉資金貸付制度を利用する

生活福祉資金貸付制度

在留資格や年収などの兼ね合いで、どこからも借りれないという場合は、外国人でも利用できる公的貸付制度があります。

それが生活福祉資金貸付制度です。

低所得者や障害者、そして高齢者に対して貸付を行う制度です。

もちろんどんな外国人でも利用できるわけではなく、下記の2点が必須条件になります。

  • 外国人登録が行われていること
  • 現在地に6ヶ月以上の居住と、将来確実に永住すること

この条件が整っていれば、外国人でも生活福祉資金貸付制度を利用することが可能になります。

ただし、生活福祉資金貸付制度の審査は非常に厳しいことで有名です。

外国人でも日本人でもなかなか認められないという現状があります。

このため、生活福祉資金貸付制度で貸付が不可になった場合は、外国人は銀行や消費者金融のような金融機関からお金を借りることになります。

 

どんな理由があっても闇金融からはお金を借りない

永住権のない外国人がお金を借りることの難しさを実感されたかもしれません。

ところが世の中にはそんなお金をかりにくい人に対して、「うちなら簡単に貸せますよ」と近づいてくる人たちがいます。

その多くが闇金融と呼ばれる、非正規の金融機関になります。

闇金融は確かにお金を貸してくれますが、法外な利率での貸付になり、返しても返しても元本が減らないような借金になります。

外国人はそうした知識が少ないため、闇金融のターゲットにされています。

借金の担保にパスポートを預かるような金融機関もあり、逃げることすら出来ない状態にまで追い込まれることもあります。

もちろん借金はどれだけ頑張っても利子ばかり増えて返すことはできませんので、パスポートはいつまでたっても戻ってきません。

そうならないためにも、どのような理由があっても闇金融からはお金を借りないようにしてください。

闇金融か正規の金融機関かわからないような場合は、周りの信用できる日本人に相談してください。

どうしてもお金が必要で、それでも正規の金融機関からは借りられない。

そんな外国人を狙う闇金融の事件は実際に増加の傾向にありますので、闇金融は利用しないこと、近づかないことを心がけてください。

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