多重債務中にお金を借りるのは危険?4社、5社、6社と借りている人の対処法

投稿日:2016年10月4日 更新日:

多重債務

現在他社で複数借り入れしている人向けの対処法についてまとめます。

金融機関からお金を借りるときの審査で、多重債務は大きなマイナス評価になります。

何社までなら大丈夫という明確な基準はありませんが、5社以上から借り入れがある人はローンの審査が通りにくくなると言われています。

ここではすでに多重債務の状態になっている人が、金融機関からお金を借りるにはどうすればいいのでしょう。

 

ここでは多重債務の人がお金を借りにくい理由と、多重債務の対処法を紹介します。

借金が270万円減った実例あり。

 

なぜ多重債務者は審査に通りにくいのか

まず、どれくらいの人が消費者金融からお金を借りているのか見てみましょう。

登録人数 登録件数 一人当たりの残高 一契約当たりの残高
1件 719万人 719万件 50.2万円 50.2万円
2件 234万人 468万件 85.4万円 42.7万円
3件 85万人 253万件 111.8万円 37.3万円
4件 27万人 106万件 142.9万円 35.7万円
5件以上 10万人 52万件 201.7万円 37.3万円
合計 1,074万人 1,599万件 66.3万円 44.6万円

株式会社 日本信用情報機構(平成28年9月データ)

上の表より日本で約1,074万人が消費者金融からお金を借りている事になります。

そのうち、多重債務の状態になっている人は全国で300万人はいるといわれています。

そして1年間に約7万人もの人が自己破産をしています。

すべての自己破産者が多重債務というわけではありませんが、多重債務者のうち約3.5%が自己破産をしている計算になります。

金融機関にとっては多重債務者のうち100人に3.5人は確実に自己破産をする計算になります。

 

金融機関が多重債務者にお金を貸さない理由

自己破産をされてしまうと、金融機関が貸したお金は1円も戻ってきません。

多重債務者への貸付合計が1億円だとすると、350万円は返ってこない前提で貸付する必要があります。

そう考えると3.5%は決して小さい数字ではないことが分かってもらえるかと思います。

金融機関は貸したお金が返ってこないことを一番嫌います。

多重債務者が100人いれば、そのうちの3人は代金を払わずに商品を持って行ってしまうのです。

商品を持っていかれないようにするには、多重債務者をお店の中に入れなければいい。

多重債務者にはお金を貸さなければいいということになります。

 

4~5社以上になるともうどこからも貸してもらえない

もちろん2〜3社からの借入くらいでは自己破産につながる可能性が低いです。

この時点ではまだ金融機関は「ぜひうちから借りてください」という態度で、お金を借りてもらおうとします。

ところが4社あたりになると黄色信号が点滅し始めて、5社以上になると自己破産のリスクが高くなり、お金が返ってこない可能性が非常に高くなります。

このため、5社以上の借り入れがすでにある場合、ほとんどの金融機関でお金を貸してもらえない状態になります。

 

多重債務になると総量規制に引っかかる可能性がある

多重債務の人に金融機関がお金を貸したがらない理由がもうひとつあります。

それは多重債務の人はすでに、総量規制ギリギリまで借り入れしている可能性が高いためです。

総量規制は年収の1/3までしか金融機関はお金を貸してはいけないという仕組みです。

他社も合わせて年収の1/3が限界値ですので、年収が300万円の場合は100万円までしか個人で借り入れすることができなくなります。

これは貸金業法が定めた法律なので、審査が厳しいとか甘いとかいうレベルの話しではありません。

多重債務の人の多くは総量規制の範囲内でお金を借りているはずですが、そこに追加でお金を貸してしまうと総量規制を超えてしまう可能性があります。

そうなると金融機関は行政処分をうけることになります。

いかにしてリスクを小さくするか。金融機関は常にそのことを考えてお金を貸しています。

自己破産される可能性があり、なおかつ総量規制をオーバーする可能性もあるような状況では、どんな金融機関もお金を貸してくれません。

 

多重債務状態になったらおまとめローンにする

おまとめローン

多重債務でもひとつだけお金を貸してくれる方法があります。

それがおまとめローンです。

おまとめローンとは読んで字のごとく、複数社からの借入を1社からの借入にまとめるためのローンです。

5社も6社も借り入れがあると、それぞれの返済日にお金を準備するだけでも大変ですよね。

おまとめローンで返済対象を1社だけに絞ることができれば、毎月の返済は1回だけで済みます。

しかも現在借りている金利よりも低金利でおまとめローンをすることができれば、返済総額を減らすことも可能です。

返済期間の見直しを行うことで、現実的な返済計画を立て直すことも可能です。

多重債務になって、もうどこからもお金を借りることができない。

それでもお金が必要だという場合、最初の一歩として、おまとめローンを利用して多重債務の状態から抜けだすようにしてください。

 

おまとめローンを返済すれば、融資枠ができる

あまりおすすめはしませんが、おまとめローンをして他社のローンを返済すると、返済済みの金融機関からまたお金を借りることもできます。

おすすめしない理由は、おまとめローン後にまた他社から借り入れするパターンが、自己破産に繋がる可能性が高いためです。

「ちょっとくらいなら」という甘さが積み重なり、せっかくまとめられたのに、また多重債務になってしまいます。

多重債務の人がお金を借りれる状態になるためには、おまとめローンを行い、コツコツ返済を続けることから始めてください。

 

どうにもならなくなる前に弁護士に相談する

弁護士相談

多重債務の人は自己破産との瀬戸際を歩いているような状態です。

いつ向こう側に落ちてもおかしくないような状態であることを認識してください。

理想はおまとめローンでコツコツ返済していくこと。

ですがどうしても誘惑に負けてしまうことを自覚している場合は、借金問題の専門家である弁護士に相談するようにしてください。

相談に行くのはできるだけ早い段階のほうが、いくつもの対処法を提案してもらえます。

自己破産寸前で相談に行っても、弁護士に出来ることはほとんどありません。返済できる可能性があるうちに相談に行くようにしましょう。

多重債務の段階ですでに非常に危険な状態ですので、すぐにでも弁護士に相談しに行ってもいいくらいだと考えてください。

いきなり弁護士に相談するのはちょっと不安という人は、法テラスや国民生活センターで多重債務解消のための相談をしてください。

ちなみに多重債務の解決方法は、次の2つの中から選ぶことになります。

  • おまとめローン
  • 債務整理(自己破産、任意整理など法的に借金を解決する)

おまとめローンは、金融機関に相談することで、かたや債務整理は弁護士や司法書士など法律家に相談することになります。

どちらを選ぶかの基準としては、おまとめローンを選んだ場合、返済しながら、普通の生活ができます。

金利が圧縮され返済は多少楽にはなりますが、収入を返済の大部分に当てていては、また借り入れに頼らざるを得なくなってきます。

自分の収入だけで自立した生活が送れるかどうかが、選択の境目になってきます。

いずれにしても、多重債務を自分だけの力で対処するのは非常に困難です。

どうにもならなくなる前に専門家の力を借りて、多重債務の解消を目指しましょう。

誰にも相談できない借金問題なら

→匿名の借金診断であなたにあった返済方法をチェック!

借金が270万円減った実例あり。

-人別
-, , , ,

Copyright© お金借りれるところまとめ|今すぐお金がいる人が使える15の方法 , 2018 AllRights Reserved.